山ちゃんのシンプルライフハック

シンプルでより良い生活を目指す備忘録。2020年5月末に新築完成。

建築費2500万円の内訳公開

建築費2500万の内訳

我が家の建築費は、34.32坪で2536万円です。
(土地代と外構費用は含まれていません)

 

何にいくらかかったか内訳を公開します。

 

注文住宅として広さも価格も平均に近いので是非ともご参考にしてください。

 

坪数と建築費の全国平均値

延べ床面積 35.8坪(118.5平米)

建築費 2902万円

(国土交通省とリクルートの調査結果から抜粋)

 

 

 

我が家の全体像を知りたい方はこちら

 

www.yamachan0.com

 

 

 

 

 

平均値の参考データ

 

平均値の参考としたのは以下の二つ

 

リクルート「2019年 注文住宅動向・トレンド調査」
https://www.recruit-sumai.co.jp/press/upload/e6be9b3b1039eae4773024c85d1ded8f.pdf

 

国土交通省 「平成30年度住宅市場動向調査~調査結果の概要 - 」

https://www.mlit.go.jp/common/001287761.pdf


かなり参考になるデータなのでオススメです。

 

リクルートさんから数値データお借りしました。

建築費の全国平均です。

建築費

建築費グラフ

2000~3500万円の価格帯がボリュームゾーン(全体の60%)となってます。我が家は2536万円なので価格は平均値に近い一般的な家庭かと思います。

 

 

建設会社は地元の工務店

 

価格を決定する大きな要素は、建築会社です。

 

我が家は地元の工務店で建設したので、大手メーカーよりは価格は抑えられています。

(使用している建材は良質で、コスパは良い方だと思います)

 

平均値として大手メーカーだと最低でもプラス500万円以上はかかります。


試しに多くのブロガーさんがおられる一条工務店を調べたら、同じ坪数でもプラス500万円かそれ以上が多い印象です。

 

2536万円の内訳

 

費用をカテゴリ別にしました。

費用 カテゴリ別

費用 カテゴリ別 円グラフ

(その他は地盤補強とエコポイント申請と工事車両駐車場代)

 

一番大きい金額は建物工事

1615万円(全体の64%)



担当してくれた工務店さんの場合
基本の30坪(1399万円)から1坪増えると50万円です。
今回4.32坪増えたので216万円になりました。

 

例えば我が家の34坪1846万円の場合
30坪に縮小すれば238万円減額出来ます。
40坪に増加すると312万円増額します。

 

建築費を抑えるためには、家を小さくするのが一番効果的ですね。

 

 

削れない費用:必須項目


基本工事費とは別に必須項目として214万円あります。
削る事がほぼ出来ない金額です。

 

90万円 水道工事
16万円 水道加入金
57万円 地盤補強
16万円 都市ガス工事
27万円 給湯器
8万円 工事車両駐車料金

地盤改良が不要だったり、IHにするかで変動はします。

 

建物工事1615+消費税231+必須項目214=2060万円

 

我が家が34坪の家で建てるのに必要最低限な金額2060万円(建築費全体の81%)です。

 

残りの476万円がオプション(必須ではない削れる金額)となります。

 

 

オプション476万円の内訳

 


大抵の人が標準仕様だけというわけにはいかずに最低でも200万くらいは追加されていきます。

大手メーカーの場合、標準仕様として含まれている場合も多く意外と金額が少なかったりします。

 

 

下記は、我が家のオプションを金額が大きい順に並べた一覧です。

オプション一覧

 次の項目で細かく解説したいと思います。

 

 

外壁の長期保証化に計108万円

 

オプションとしてトップ10の中に、屋外部分の長期保証化が3つ入っています。

長期保証化


外壁・屋根・シーリングは耐久性の高い材質に変える事で初期費用はかかりますが、メンテナンス時の足場を組む回数が減ることからライフサイクルコストの低減が出来ます。

 

見た目だけのオプションで59万円


性能は関係なく見た目が変わるだけのオプション5項目です。

オプション 見た目

 必須ではないので容易に削る事は可能です。

 

 

残り309万円は細かい物が色々

 

残りのオプションの一覧です。人によって大幅な変動がある所です。

残りのオプション

その中でも約70万円はほぼ追加が必須に近いものがあります。
照明とスイッチとコンセントの追加、カップボード、TVアンテナ、など。

 

その他に細かい要望を取り入れて、あっという間に300万円。

遮熱工事入れたり、シューズインクローゼット作ったり、アイランドキッチンにしたり、ドア変えたり、キッチンの設備をアップグレードしたりと色々していると本当にあっという間です。

 

 

私が妥協した点


今回含まれていない私が色々と妥協した点についてまとめました。

 

55万円 リビングを2帖広くする。
40万円 リビングの天井を高くする。
30万円 照明をオシャレにする
20万円 トイレをタンクレスにする。

 

他にも色々ありすぎてキリがないです。

 

 

まとめ

 

我が家は地元の工務店で建築費は安く抑えられましたが、オプションは価格帯の割に沢山つけた方だと思います。

 

打合せしてて、間取りが確定してからオプションの仕様を決めます。

打合せを重ねるたびに金額が増えて、あっという間に400万円以上増えてかなり頭を悩ませました。


工夫次第で金額が大きく上下するのが家作りの面白い所です。
人により趣味趣向が違いますので、最終的な金額の予想はかなり難しいです。

次に家を建てるとしても金額の予想は難しいと感じます。

 

特に初めての家作りとなれば相場がわからないから余計にそう感じますね。

我が家の例が平均値として参考になれば幸いです。